病気と上手く付き合っていくために今後の医療を知る

入院経験があればわかる患者の負担

令和元年8月現在でのデータとなりますので、内容が変化していくことをご了承ください。

娘が1型糖尿病発症時に、付き添い入院を1ヶ月以上経験したのですが、第1に感じたのは「病院内の余裕のなさ」でした。

正確には看護師さんがピリピリしていて入院している娘も私も精神的、肉体的、どちらも疲れているのに気を使いさらに疲れる日々。

しかし、そんな不満を漏らしていても状況は変わらないと思い、病院の実情を調べ上手く付き合っていき方法を学びました。

今後も入院生活を送るかもしれない病気を抱える患者さんにとって「病院と上手く付き合っていく」ということは大きな課題なのではないでしょうか?

今回は、今後の医療について考えてみました。

今の日本の医療と今後の政策について

まずデータとして知っておいてほしいことを、先にお伝えしますね。

日本では看護師も医師も増加傾向にあるのですが、需要が150万人を超えていて供給が148万人と追いついていないのが現状です。

医師も増えてきていますが、世界基準で見ると下から3番目と少なく、このことから医師の負担が多く見られる事がわかります。

需要に供給が追いついていないのですから、仕事量が増えピリピリするのも無理はない状況と言えるのかもしれません。

医師や看護師を増やしたくても、質も大切なので安易に増やす事ができないのですよね。

そして需要が多い原因は「日本人が病気にかかりやすいから」なのでしょうか?

そうとは考えにくいですよね。

その原因として、日本では医療を受けやすい環境にある事が考えられることから、供給の拡大が需要を生み出してしまうことへ繋がっていると考えられます。

入院日数についても日本は他国に比べると長く、出産についてもアメリカでは2日、イギリスでは1,5日なのに対し日本では平均入院日数が5,5日と長いのです。

海外では外来手術にしているものを、日本では入院手術にしている事も病院で働く方達の負担の原因として挙げられます。

そこで医療政策には「効率化」が不可欠とOECDからの指摘だけど、効率化されるまでの入院患者がどうしていったらいいかというと「この現状を理解し、気持ちのコントロールをしながら病院との折り合いをつける」ことで、負担を減らせるのではないでしょうか。

今後の医療政策の方向性は、「医療」と「介護」を分けた施設。

つまり療養病床をケアハウスなどに切り替え、病院での入院ではなくすことや、入院を減らし在宅医療への切り替えなどに焦点を置いています。

マンパワーの増強面では、医師や看護師だけでなくソーシャルワーカーも増やすなどして政策を増やすことも軽減に繋がるため、平成20年に初めて社会福祉士の診療報酬が評価されるようになりました。

条件としては2年以上看護師を勤めているもの、もしくは社会福祉士となっているけど医師以外での国家資格が医療の現場で認められたのは初めてなのでとても素晴らしいことだと思います。

その他には外来受診の適正化、不適切な受診を減らし適切な受診数に切り替えることや、病気を発症前に未然に防ぐといった予防に集中することも大切なため、予防の指導にも力を入れ始めています。

しかし高齢化に伴い、生産性人口の減少から少子の政策にも目を向けなくてはなりません。

制度が作られるときには、必ずその背景に「多くの国民の危険や不利益が生じる」という状況への対策として作らる。なので、制度はどうしても後追いになってしまいます。

それだけではなく、少数の人が苦しむものに対しては、対応が不十分なことも少なくありません。

1型糖尿病は年間10万人に1人という少ない患者数ですから、政策もこうして見ると遅いのがわかるよね。

1番は政策が変わって余裕のある病院が増えてくれたらいいのだけど、残念ながらすぐには変わることはないと思います。

私はこの実情を踏まえて、日本の国民の皆さんや国にもっとこの病気への理解を深めより良い政策に目を向けていただくために、今後も個人的な発信を続けていくつもりです。

政策が遅れる中、入院生活とは切っても切れない縁を持つ1型糖尿病患者さんが病院と上手く付き合っていくためには、付き添い側であるのなら「できることは自分でする」ということで看護師さん達からの理解やお互いの歩み寄りができるのではないでしょうか。

私は娘の療養が第一だったので、無理をしてでも院内での笑顔を絶やさずできることを心がけて過ごしていました。

自分が入院する側だった場合も、上手く付き合っていくためには笑顔で退院するという強い意志を持つことと、看護師さん達も大変なんだという理解と感謝を忘れず「できることは自分でする」という事が互いのストレス軽減に繋がり円滑な入院生活を送ることに繋がるのだと思います。

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