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帰ってこない理由
本日のお悩みはこちらです。
「旦那が飲みに行くと帰ってこなくなります。連絡もくれないので心配です。どうしたら帰宅してくれるようになるでしょうか?」
耳が痛い男性もいるのではないでしょうか?
家で旦那さんを待つ女性にとっては、とても長い時間なんです。
旦那さんが帰ってこなくなったのには、理由があるはずです。
下記に考えられる事柄を書いてみますね。
- ただ遊びたい(まだ遊び足りない)
- 家に帰りたくない(家庭がうまくいっていない)
この2つではなかろうか。
まず、ただ遊びたいっていうのには話し合いが何度も必要です。
怒るのではなくて「私はあなたが帰ってこなくて心配だから、楽しいのは良いことだけど連絡はほしいな」とか「門限て歳ではないけど、決めてもらえると安心できるんだけどどうかな?」とか。
それでも楽しくなっちゃう男性は、時間を忘れることも多いけれど、そのうち癖がちゃんとついてきます。
その方法は後半で。
次に、家に帰りたくないことに関しては、突貫的に「帰宅して」といっても埒が明きません。
帰宅したくないくらい家庭がうまくいっていないのなら、まずはその上手くいっていない原因をちゃんと話し合うことが大切です。
では、旦那さんにちゃんと帰ってきてもらう具体的な方法を書いていきましょう!
帰宅する旦那さん達がしていること
家庭を円満にしている男性が例外なくしていることは
奥さんを不安にさせないこと
では具体的に、どう不安にさせないのか。
【夜遊びは婚姻前に終わらせる】
まずは、男性特有の夜遊びや連絡無視。
遊びは結婚前に終わらせるのがスマートな大人の男性であり、ルールです。
結婚してから、待ってくれている奥さんがいて、そのうち子どもも生まれる。
婚姻前はお互い遊んでいたかもしれないけど、いつ帰宅するのかわからない旦那を待ちながら一人で育児して、自分は外に出られない女性の立場には男性は到底立てません。
年に1度位ハメを外したい日もあるでしょう。
飲みすぎることもあるでしょう。
でもね連絡くらいできるよね?
「まだ帰れなくてごめんね。遅くなるけどちゃんと帰るから心配しないでね」
このメール打つのに何分掛かりますか?
1分かからない。
それで奥さんが安心できるなら打ってあげてもええんとちゃうんか!!!!
ハッ。取り乱しましたごめんなさい。
【お泊りは家庭を壊す手段に最適】
夫婦円満な家庭を築ける男性は、お泊りなんかしない。
泊まる理由って何でしょうか?
会社の社員旅行ならわかる。
年末やお盆の実家ならわかる。
自分のコミュニティ(家庭)のためには家を空けるとは、自分の城を空けているも同じ。
いつ何時、敵に攻められても文句は言えない。
家を空けすぎて、奥さん取られてもなんも言えないということをお忘れなく。
嫁は、男性をいつも待つ女神ではありませんよ。
大人の男性は、城を守るため家はめったに空けません。
なぜなら先読みができるし、奥さんを不安にさせる罪深さを知っているからなのです。
いいよいいよも今のうち
こんな、ご相談をよくされます。
「旦那や彼氏が帰ってこない・・・」
男性がお別れを考えている場合、もう仕方ない部分もあります。
でも、それでもやっぱり一度愛し合った者同士の思いやりとして、別れるまでは不安にさせないで欲しいと思いますが。
そんな風に女性が悩んでいるのも、つかの間。
立場は一気に逆転することがほとんど。
「旦那が、泣きながら別れたくないと言ってきて困っています」
あれ?
女性はいつか男性が自分の不安を理解して、変わってくれると信じて待つ。
「いいよ。わかったよ」
その言葉の意味は「次は、もうしないことを信じてるよ」という誠意です。
しかし多くの男性が「なかったコトにできた」と受け取るのです。
そして、その気持ちに甘えて改善しなかった男性の末路は
捨てられる。
チャンスはあったはず。直すこともできたはず。
「いいよ」は精一杯の譲歩であり、なかったことにはなっていません。
「なかったこと」にしたいのは男性だけなのです。
「ああ言ってるけど大丈夫だろう」という、甘えが死を招いた瞬間である。
そして、断言しましょう。
やりきった後の女性の別れの決意は、男性にしてみたら唐突だろうが、女性にしてみたら過去の集大成であり、絶対に揺るがない。
そうならないためにも、2回まで許してもらったら、城を失わないように改善することを強くおすすめします。
どうせ城を空けて、遊びに行く先などいずれ飽きるに決まっているのです。
そこは、一生の居場所にはなりません。
それを理解した上で、奥さんを不安にさせてでも飽きるまでそこに居たいんだとしたら。
いつまでも甘えてると城も姫も失う。
例外なく改善にしなかった殿のいる城は、遅かれ早かれ崩壊しかみたことがないです。
ここからは、家庭崩壊の危機に陥らないように旦那さんにちゃんと帰ってきてもらう方法を書いていきますね。
帰ってくるようになる魔法の言葉
ラベリング効果をいうのをご存知でしょうか?
例えば
「あなたは本当に優しい人だね」
「あなたはとても心が綺麗だね」
そういった声かけをされた人は、自然とその言葉の人格になっていく効果のことです。
ということは、この理論を活用すれば自分の声かけ次第で相手が劇的に変わる可能性だってあるのではないでしょうか。
あなたも、小さい頃から大人に「あなたは〜だね」と、いい声かけをされて印象に残っている言葉はありませんか?
魔法の言葉の中身
このラベリングは、実はみんなも無意識にいつもしています。
しかし、正しく使えていないと、とんでもない悪影響を与えかねません。
例えば
「あなたは、本当に時間にだらしない」
そう、パートナーに指摘していたとしたら、指摘された相手は「自分は時間にだらしない人間なんだ」とラベルを貼られたことにより「時間にだらしない自分」に近づいていきます。
子育ても同じ。
「あなたは本当に嘘つきな子ね」と母親が嘘をつくたびに、子どもに声かけしていたら、子どもは「自分は嘘つきな子なんだ」と、自分を嘘つきな人間へと近づけていくのです。
この効果は、信頼している相手ほど効果的であり、ネガティブな発言には気をつけなければなりません。
そしてこの効果のもう1つの特徴に、プラシーボ効果というものが付随しています。
【プラシーボ効果】
簡単に述べると「思い込み」の力になるのですが
これが絶大な効果なのです。
プラシーボ効果を測るための、ある実験がありました。
風邪薬の実験協力と題し、10名ずつAとBの部屋に分かれてもらい、Aには「効果抜群の新薬が出た」と伝え、ただのラムネを飲んでもらいました。
一方Bのグループには「ただの風邪薬です」と伝え、普通の風邪薬を配りました。
すると驚くことに、Bのグループは6人の人しか風邪が治らなかったのに対し、ラムネを配ったAのグループは全員が完治したのです。
これほどまでに、人間の思い込みというのは強い力があるということですね。
ラベリングされたことにより、プラシーボ効果の思い込みが発動し性格が形成されていくのです。
魔法の正しい使い方
あなたが誰かを陥れ、マイナスの効果を望むのであればネガティブな声かけが効果的でしょう。
そんな人は少ないのではないでしょうか?
先ほどの例だと
「あなたは本当に時間にだらしない」と指摘していた声かけをグッとこらえ、たった一度でもパートナーが時間を守ってくれた時に「時間を守ってくれてありがとう」と声かけする方がプラスの効果抜群ってことになります。
「あなたは嘘つきな子ね」と子どもに声かけするよりも、頑張って真実を言えた時に「あなたは本当のことを話せる子なのね。話してくれてありがとう」と伝える方が、子どもの成長は健全ではないでしょうか。
プラスの声かけで、素敵な人間関係を築けたら最高ですよね!