いい女(男)じゃなくて、都合のいい女(男)になってない?【楽観主義編・ポジティブ・プラス思考編】

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目次

楽観主義は冷静な判断を鈍らせる

では、相手の思考についてでしたが、今回は自分自身の思考について考えてみましょう。

今回のご相談はこちらです!

「前向きに、物事を考えていれば叶うと聞き、とにかく明るく考えていますが、何でも許している状態になってしまい、最後には自分が辛くなって別れる恋愛が多いです。都合のいい女になっている気がします。前向きに考えて恋愛するのはいけないのでしょうか?」

世の中にはポジティブ思考・ネガティブ思考というのに分けられて考えられることが多いですよね。

今回は楽観的(ポジティブ)思考についてです。

ある物語で、とても心のきれいな少女がいつもポジティブな発言をしていると、周りの最低と呼ばれる人達もそうなっていってハッピーエンドというお話がありました。

しかし、それは物語の中では通用するけど、現実世界では到底難しい。

なぜかというと、楽観思考というのは冷静に事柄のマイナス面を見ることが出来ないからなのです

楽観主義でいると、こういった事が起こります。

例えば、病気の恐れがあるのに検査に行かずに死に至ることもあります。ギャンブルの勝ちだけを意識してギャンブル依存になっていきます。

10代の私の思考はまさに、楽観主義。

何度も、同じような痛い目に合いました。

そんなことには、皆さんにはなってほしくありません。

この原理によって、恋愛で何が起こるか考えていきましょう。

人間にはいい面・悪い面がある

人間には、いい面と悪い面があります。

例えば、仕事はしっかりしてくれるけどDVである。

すごく可愛いけど、嘘ばかりつく。

あなたはどう思いましたか?

楽観主義の人は、こう考えます。

いくら殴られても「仕事はちゃんとしてくれるからそのうち直るだろう」

嘘ばかりつかれるのに「嘘はつくけど、可愛いから許してしまおう」

しかし、冷静に判断できる人はこう考えます。

「いくら仕事をちゃんとしてくれても、殴る人は嫌だから別れよう」

「いくら可愛くても、嘘ばかりつくんじゃ一緒には居られないよね」

楽観主義の人は、そうして世にいう「臭いものには蓋をする」状態になるのです。

楽観的が悪いと言っているわけではありません。

世の中には、そうしなきゃやってられないことや、真面目すぎて悲観的な思考を改善するために、大きく楽観的に振り切ることもありますよね。

しかし、楽観的な思考の末路というのは、自分の思考を騙し、嫌なことから目を背け、我慢の限界が来たら切り捨てる。

これが健全な心と言えるでしょうか?

魔性やダメ男に引っかかるのは、実は初めから自分自身の読みが冷静ではなく良い面のみを意識していることも少なくありません。

特に、毎回魔性やダメ男に引っかかる人は、楽観思考の傾向が強い。

私は、何度も同じ恋愛を繰り返しては終わっている男女を、嫌というほど見てきました。

明らかに初めから、モラハラやデリカシーもなく支配的な男性の、少しのいいところだけをかいつまんで結婚し、自分の心を騙して限界が来た友人。

他に沢山の異性と交流がある女性で、育児放棄しているのにも関わらず「明るくていい子」ということだけをピックアップして、最終的にズタズタになった男性のクライアントさん。

楽観的恋愛の最終末路は決まっているのです。

相手の不誠実な行動を許しているうちに、気持ちは執着と変わっていきます。

そして、自分が相手を許していることの正当性を持つために「自分はなんでも許せるすごい人で、小さなことは気にしない」と変化していくのです。

でも、それは「許しているいい女(男)じゃなくて、自分の価値を下げている都合のいい女(男)」です

いくら周りに自分は平気だと言っていても、見た目や表情に負にオーラは出ていて隠せません。

言葉の端々にも、交際している相手への不満があり、矛盾するような言動を言っていることにも気がついていない人も多いなと思います。

それはハッピーではありません。

「なんとかなるさ」って言葉は、なんとかなるように試行錯誤して策を投じたときだけであり、何もせずに蓋をして幸せになるなんて世の中はそんなに甘く出来ていないのです。

はじめの段階で間違わないようにする方法

そ楽観的な思考が自分にあると自覚しているのなら、悲観的な思考も取り入れることで、初めの見極めの段階で間違わずに済む可能性が高くなります。

「今まで、楽観的だったのに、そんな事できないよ・・・」

という方に朗報です。

これは、とてもいい情報ですよ。

しかも無料。

いきますよ?

メモに相手の、良いところと悪いところを並べて書く。

過去の異性の、いいところ悪いところを書く。

そうすると何が起こるのかと言うと、自分にとっての弱点がわかるのです。

例えば、「俺は可愛い子に弱いんだ」

「私はお金稼いでいる人に弱いんだ」

それを知った上で、今度は、その良い面と悪い面を比較してどっちの比重が大きいか考えることができます。

さすれば、悪い女性や悪い男性に引っかかる可能性は格段に減るのです。

一言でいうと、楽観と悲観はバランスの取れたものでなくては、自分が傷つくということ。

言い換えれば、楽観と悲観さえ冷静に意識できれば変な人には引っかかりません。

現実を見るのは辛いけど、見なきゃもっと辛いことになります。

悲観的、マイナス思考の原理はこちらから↓

お楽しみに!

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