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いろんな場所で聞くことがあると思うんですが、「女性に共感しましょう、女性の気持ちを考えましょう、理解しましょう」って何だかどういう事?って思うときってありませんか?
例えば女性が「今日はとても悲しいことがあったよ。会社で上司にこんなことを言われてね…」とあなたの前で涙したとします。
その時に、言ってはならない失言というのがあるんですね。
例えば何でそんなことで泣いてるの?って言うのは気持ちを理解してないですね。
僕はそんなことで泣かないよっていうのは伝わりますが、女性からしてみたら気持ちをわかってほしいし、悲しいから泣いてるのよっていう風になってしまうんですね。
その次に客観的に見過ぎてしまって「君の方が悪いんじゃない?」って言ってしまうこと。
確かに君が悪いのに君が悪いんじゃない?って意見を言うのを我慢するのではなくて、先に「言われたこと、すごく悲しかったよね。その言い方はないよね。」とか。
その女性の悲しいという気持ちにまず寄り添う。
何が悲しいのかな?って。その上で落ち着いた頃に「上司の人が怒った理由として〇〇があげられるんじゃないかな?」とかっていうのはいいと思うんですね。
この事例って、すごくたくさんの女性から聞くんです。
悪気はないんですけれども、ただ共感性という意味ではほぼ無いに等しいので、嫌われてしまったり。
「もう二度とこの人には言わない」っていう風になってしまう。
求める共感とはですね、悲しいという気持ちを受け止め、できれば一緒に悲しんであげること。
相手の目で見る。相手の耳で聞く。相手の心で感じる。ということですね。
しかしそう言われても、いまいちピンとこない。
ただ、これができれば、女性心を掴むきっかけになりますので、今日は共感力のつけ方についてお話ししたいと思います。
例えば男性も仕事が辛いくてやめたいなって思う時ってありますよね?
そんな時に女性に「もう今日仕事がとっても辛いことがあって、やめたいなって思っちゃったんだよね…」なんて言ったとしますよね。
すると女性が、「こんなに安泰な仕事ないのにもったいないよ」とか「そんなんで、くよくよしてたらどこでもやって行けないよ」って言ったり「世の中ってそういうものだよ。みんな我慢してる」なんて言われたら弱さを見せる気にもなれないし、もうこの子は僕の気持ちわかってくれないって思いませんか?
確かに言ってることは理にかなってる部分もあるんですけれども、何かが足りない。
その足りないものは、男性も共感して欲しいって気持ちなんですよね。
「どうしたの?どんな辛いことがあったの?何か出来ることある?」って言うのが思いやりと共感だと思います。
共感という意味で辛いって言ってるので男性は仕事を辞めたいんだから、その部分を何がつらかったの?どうしたら辛くなくなるの?っていう声かけをして欲しいですよね。
それは女性も求めてることなんですね。女性っていうのはもともと共感力が高いと言われています。集団生活が得意だったきますよね。
男性の方は解決してあげたい気持ちが先に立ってしまう。楽観的に物事を見てこの状況を変えるにはどうしたらいいだろう?その感覚は仕事だと素晴らしいんですよね。
ただ人と人になってしまうと共感性がないって思われてしまいますので、解決の前に共感するっていうことが大切ですね。
解決と共感のセットっていう風に覚えるとやりやすいかなと思います。先程、もし男性が会社を辞めたいと言ったとしたら、その時にあんな返しが来たら嫌だと思うのだとしたら、共感というものは必ずできるものです。
なぜなら今のことを自分に当てはめて考えればとても簡単なんです。
女性が上司にひどいことを言われたって、そこで「会社でやっていくためにはもちろん受け入れることも大切なので受け入れることも必要だよ。」って。
でも自分に当てはめたら、それじゃあなんかきついなって。
自分にも同じ言葉をかけるのか?そして、その女性は解決を求めているのかな?って。
この3点ですね。この三点を感じ取ることが難しく聞こえるかもしれないんですが、慣れればすごく半自動的にできるようになると思いますので、もし自分が同じ思いをしたとして人に話した時に自分が今からかける声かけっていうのは正しいかな?相手の心に響くかな?とか。相手の気持ちを察することになるかな?っていうことを考えるって言うのがすごい大事ですね。
まず論理的なことだけが必要ならば打ち明けるのは他の人でもいいと思うんです。
誰かが人間みんな弱さを打ち明ける時というのは、心開いてるから打ち上げるんですよね。
その人にこの人にはもう嫌い。とか、この人信じられない…って人に自分の弱さを見せないですよね?
もちろん動物の本能と言うかそういうのもあると思うんですが、もっと傷つく可能性もありますよね。
嫌いな人や心無い言葉をかける人に相談を持ちかけると。
もちろん私も心を開いて話したつもりが、すごい酷い言葉をかけられて傷ついたこともありますし、誰もが経験した論理的なことを言うのではなくて、まず「自分に弱さを見せるのはどういうことなんだろう?」と考えてみる。
心を開きかけている。または開いているならば、そのうち開けた心をそのまま理解することが大切ですね。