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優しい人が人付き合いで困る原因
「優しく生きているだけなのに依存されたり攻撃されてつらい」
優しい人が、必ずとおる悩みではないでしょうか?
今回は、優しい人が悩む原因と回避方法を考えてみました。
まず原因として考えられるのは、下記の2点が考ええられます。
- 過度に依存される。
- 攻撃対象にされる。
なぜ過度に依存されたり攻撃されるのか、1つずつ考えていきましょう。
【過度に依存される】
優しい人には依存体質の人が寄って来ることが多いのは、何故かご存知ですか?
なぜ依存体質の人が寄ってきやすいのかと言うと、優しい人は優しいので、一生懸命支えようとするのですね。
その支え方は様々です、相手の気持を自分の意見を押し殺して傾聴することもあります。
すると依存体質の人は、自分の意見をすべて受け入れてもらえたと錯覚するのです。
私の経験だと、優しい人はちゃんと話を真剣に聞くので、依存体質の人の闇のはけ口になっていきやすいと感じます。
「困ったり病んだりしたらこの人に話そう」と。
そうして依存体質の人は、どんどん依存してくるのです。
ある時、優しい人が疲れてしまいサインを出します。
しかし依存しいる方は、人の感情が見えていないので構わず吐き出すのですね。
ある日、優しい人の限界が来てぱっと手離します。
すると依存体質の人は「裏切られた」という感覚で、被害者だと思いこんでしまう。
それが2の攻撃につながることも、少なくありません。
【攻撃対象にされる】
先程にも説明しましたが、今まで自分の意見をずっと黙って聞いて受け入れてくれていたのに、優しい人が自分の意見を発言したり、疲れてしまって聞けないと離れようとするとものすごい剣幕で怒りだすケースもあります。
自分の思いどおりにいかなくなったことが原因なのですが、依存体質の人が大きく勘違いしていることがあります。
「優しい人は、ただ優しくて受容力はあるけど何しても許してくれるわけじゃないでし、みんなと同じ人間で優しい人だって優しいから人に言わないだけで、人並みに悩んだり苦しんだりしている」
ということを知らない人が多いのです。
依存されないようになるために
なぜ、怒りをぶつけてくるのでしょうか?
怒りをぶつけてきた本人は、決まってこう言ってました。
「ナミちゃんだから、許してくれると思った」
これも大きなすれ違いです。
優しい人は、何されても許すわけではないのですよね。
こうした出来事により「もう優しい人間でいるの疲れたな。損ばっかり」
と落ち込んでしまうことも、優しい人には多い症状です。
でも待って!!!!
そんなのは不公平すぎます!
なので、ここからは解決法に切り替えていきたいと思います。
依存されないようになるために
相手にとって都合のいい存在になってしまうと依存されてしまいます。
解決法は、自分でボーダーラインを決めるしかありません。
私が依存されないために決めているルールを下記にまとめますね。
- 人の悩みを聞くのは2時間以内。
- 依存体質の人への連絡頻度は1週間に2回から3回。(物理的距離も含む)
- 傾聴するだけでなく、自分の意見をはっきり伝える特は伝える。
上記の3つになるのですが、1つずつ説明していきます。
【人の悩みを聞くのは2時間以内】
人の悩みはどんな内容でも2時間以内と決めています。
その理由は
・2時間以内で解決できないことは、その日解決できない。
・2時間以上はなしてしまうと相手が依存してしまう。(いくらでも聞いてもらえるはけ口として認定されてしまう)
という理由なのです。
あくまでも「こちらにはこちらの人生があり、あなた中心ではないんだよ」ということを、言葉ではなく時間という距離感を使って伝えることが大切です。
【依存体質の人への連絡頻度は1週間に2回から3回(物理的距離も含む)】
その次に、依存体質の人は連絡頻度が毎日なことも多く、LINEなどでは永遠にチャットが終わらないなんてこともよく聞く話です。
それに答えていると依存されてしまうので「悩みや愚痴の連絡が多くなってきたな」と感じたら、返信を1週間に2回から3回にしたり、会う頻度も減らす。
残念ながら、いくら優しい人が相手を救いたい一心で連絡をマメにとっても、疲れて優しい人が手を離した途端に新たな依存先を探すだけで、何も救えていなかったということが大半なのです。
これも言葉ではなく距離感で相手に「私はあなたの依存先ではないよ」と伝える優しい手段ではないでしょうか。
【傾聴するだけでなく、自分の意見をはっきり伝える特は伝える】
依存体質の人は、自分の話を否定なくずっと聞いてくれる人が好きです。
言い換えると、そうしてくれるのであれば誰だって良かったりするのです。
なので、その位置に自分がならないように、傾聴はしても違うと思うことや自分の意見を伝えることが大切です。
すると依存体質の人は「この人は黙って聞いてくれない(言いなりにはなってくれない)」と本能的に気が付き、依存対象から外してもらえることもあります。
優しい人は相手の話をちゃんと聞いてあげるのがいい所なのですがど、時として自分にも相手のためにもなってないことがあるので、自分のためにも相手のためにも意見を言えるようにすることも優しさではないかと思います。
次は攻撃回避の方法です。
攻撃されないようになるために
では今度は攻撃されないようにするための方法を、下記にまとめながら説明していきます。
- スルースキルを磨く。
- 論破する。(質問攻めも可)
- はっきり嫌だと意思を伝える。(3ステップまで)
【スルースキルを磨く】
優しい人というのは、全身ですべてを受け止める特徴があります。
攻撃されると盾を持ってないので、相手の怒りの剣が思いっきり体に刺さってしまうのです。
なのでイメージで言う、ツルツルの滑る盾を持つイメージで相手の話を受け流す訓練が必要だと思います。
【論破する(質問攻めも可)】
次に、攻撃してくる相手は怒りの感情をコントロールできないので、終りがありません。
そこで、悪いこともしていないのに謝る必要はないですよね。
だから、すかさず「何をそんなに怒っているの?」と質問する。
これ、とても大事なのです。
さらに質問し続けます。
「それの何が腹立つの?」
そして冷静に論破していくことも大事なことなのです。
すると相手のココロに、こんな現象が起こってきます。
「めんどくさい」
そう思わせたら「怒りぶつけられ対象」から除外されていくのは目の前です。
ここで大切なのは感情的にならないこと。
あくまでも同じ土俵には立ってはいけません。
同じ土俵に立ってしまうと、相手はヒートアップしてしまうのです。
または、実は悪気がなくて本当にお友達でいたいと相手が思ってくれたら、その質問によって自分自身を見直して直してくれる可能性もあります。
大切な友人は誰もが失いたくないからです。
【はっきり嫌だと意思を伝える(3ステップまで)】
最後に、私が昔から実践している3ステップを紹介しますね。
優しい人というのは、相手を許す能力に長けています。
そのため、なかなか人との縁を切れないことも。
そうして苦しい人間関係に悩むこともあるのではないでしょうか?
嫌なことや怒りを理不尽にぶつけられた時の3ステップ。
- 許す。
- 警告する。
- 反撃するor関係を絶つ。
この3ステップ、大切なのはまず2つめのステップです。
「こういう事されるのは嫌なんだ」と真摯に打ち明けたことに対して、反省して改善してくれるのが家族や友人だと思います。
都合のいい存在として見られていたなら改善はしないでしょう。
相手に「私はこうされたら嫌だ」と伝えた途端に手のひらを返したように攻撃に切り替わることもありますから、最悪、縁を切らなきゃいけないという心の準備が必要にもなってきます。
言いなりにならなかったからって怒るような人は、お友達でいる必要があるのでしょうか?
そして、最後のステップ
やられるたびにやり返していたらキリがありません。
それと、優しい人は争いが嫌いなことが多いです。
しかし、反撃しないと弱者認定されてやられ続ける事になるのも事実。
1-2回は許せるでしょう。
でも3回目以降は自衛の為に「鬼」とならなくては自分を守れません。
優しさだけじゃ生きていけないのがこの世界です。
世の中には優しさを弱さと勘違いするして「優しい人は弱いから、攻撃してもいいのだ」と思う人がいるのです。
なので、私は「優しいけれど弱いわけではな」いと伝えなくてはいけないと思います。
そうじゃないと、本当に弱者になってしまうからです。
直接言えなかったら、まずはLINEやメールのような文章で伝えたっていいと思います。
この世界には、平気で傷つけることを言う人がいます。
ここからは、スルースキルの正しい使い方を考えていきましょう。
相手の気持を考えないで発言する人がこの世には多く居る
優しくて繊細な人は言葉を選ぶので相手を傷つけません。
そうすると相手は居心地が良くなって心を開くのです。
そこまではいいけれど「何をしても許してくれる人」に勝手にされて、暴言や八つ当たり対象にされる。
または優しさを弱者と勘違いした人が攻撃してくる。
この世には、悲しいけれど自分のことしか考えられずに人を傷つける人が多いのです。
なので、繊細で優しい人が傷つかないように変化していくしかありません。
傷ついたら、何度も此処から先を読み返してほしいと願って書こうと思います。
強くならなくっていいし、全てを受け止めなくていいんだよ。
今、八つ当たりや、嫉妬、攻撃されて悲しんでいる優しいあなたへ。
「強くならなくっていいし、全てを受け止めなくていいんだよ」
でも、そんな事言われてもどうしたらいいかわからないですよね。
1つ考えてみてください。
攻撃してきた人は、あなたを本当に愛して大切にしている人ですか?
あなたを本当に大切にしていたら「傷ついた。悲しい」と伝えたら「ごめんね」と謝って、もうしなくなるはずではないでしょうか?
勇気を出して「悲しいからやめて」と言う勇気を出すことは難しいでしょうか?
もしも、まだそれが出来ないのなら、それはなぜでしょうか?
嫌われるのが怖いですか?また攻撃されるのが怖いですか?
私も言えなかったことがあります。
でもね、ある日すごく腹が立ってきたのです。
「どうして何もしていないのに傷つけられなくっちゃいけないの?どうしてそんな人と無理して過ごさなきゃいけないの?」
だから私は伝えました。
「悲しいからやめて」と。
すると、意外にも謝って改善してくれる人もいたのです。
「ごめん。気が付かずに甘えていた」って。
傷つく前に、1度でいいから考えてみてください。
その人は、あなたを本当に愛して大切にしている人ですか?
あなたを大切に思っていない人の言葉は、聞かないようにしてもいいのではないでしょうか。
ずべてを真面目に優しく受け止めなくたっていいんだよ。
受け止めないと不真面目ですか?誰とでもちゃんと向き合わないとだめな人なのでしょうか?
よく見てみてください。人とちゃんと向き合っている人のほうがとても少ないのです。
でも、少なくてもちゃんと向き合える人も居るのです。
だから、その数少ない自分と同じ仲間を見つけて大切にするのはどうでしょうか?
心無い言葉は聞かないで、あなたを愛してくれる人の言葉に全力で耳を傾けてみてください。
すると、不思議なことが起こります。
「あれ?傷つけてくる人の言葉で、いつもみたく傷つかなくなってきたぞ?」
それは、本当にあなたを愛してくれる人の言葉が、盾となってあなたを守ってくれているからなのです!
素敵ですよね。
それを繰り返していくと「悲しいからやめて!」って当たり前のように言えるようになってきます。
自分を大切に思っていない人なら、離れていっても仕方ないって心の折り合いがつくようになるからなのです。
数少ない仲間が見つからないなら、私の言葉を繰り返してみてください。
「その人は、あなたを本当に愛して大切にしている人ですか?
すべてを真面目に優しく受け止めなくたっていいと思います。
心無い言葉は聞かないで、あなたを愛してくれる人の言葉に全力で耳を傾けてみて」