あなたは知っていますか?優先席に座っている若者が健康とは限らない理由

目次

実例の真実を知ったら責めることはできない

皆さんは優先席は高齢者の方が座るものだと認識しているでしょうか?

実は、優先席には高齢者の表記が目立つはずです。

しかし、目に見える障害ではない方もいます。

優先席の表記には、内部障害のある方としっかり書かれています。

事実、娘は1型糖尿病で目には見えないけど歩くのもしんどい時があります。

心臓病の方やてんかん、他にもたくさんの目に見えない生涯を持つ方がいらっしゃいますよね。

どうか少しでも多くの方に、こういった事実を知ってもらい目に見えない障害の方たちが浴びせられる心無い言葉を減らしてほしいと想い、この記事を書きました。

そして、目に見えない障害を持つ方たちが、その現状をしっかり切り抜けられる方法を考えました。

読んでもらえたら幸いです。

先日、こんなニュースを目にした。

ちょっと顔色の悪いお姉さんが優先席に座ってて、おばさんが「あなた、優先席に座って携帯触ってるくらいなら席を譲りなさいよ」っていったら、お姉さんがいきなり泣き出して「マタニティマーク付けたらお腹を殴られるから付けない方がいいっていわれて、働かなきゃいけないから出勤して、気分悪くて、忙しいところ早退させてもらって、座れたのがここの席しかなくて、私どうしたらいいんですか!?」って叫んでて、何か私も泣きそうになった…。

私もどうしたらいいのか分からなかったし、これが日本の現実なんだなって悲しくなった…。

ちなみに、大股開いてスマホ操作してるサラリーマン?のおっさんも優先席に座ってたんですよ。しれーっといなくなったけど!

おばさん、お姉さんの方がいいやすかったんだろうなって思うけど、あからさますぎて…こんなん本当にあるんだ…ってなった…。

ちなみに私は、お姉さんがかわいそうだとは思っても、何て声をかければいいのか言葉が見つからなくて、気まずそうにお姉さんを横目で見る乗客の1人にしかなれなかった。

よく回ってくるような美談はないです。自分でもなさけないなと思ったけど、本当にお姉さんまでの数メートルを踏み出す勇気すらなかった。

投稿によると、年配の女性は「それだったら、もう少し体調悪そうにしてなさいよ!」と捨て台詞を吐き、隣の車両へ移ったとのこと。

その後も、暴言を投げられた女性は、電車を降りるまでずっと涙を流していたといいます。

引用元:grape

これは妊婦さんの例です。

続いてはこういった例も

小学生のころから慢性の脳疾患である、てんかんを患っている、えだまめ(@yami__neko009)さん。

てんかんは、発作が起こると意識を失ってしまったり、けいれんを起こしたりしてしまいます。

発症した時期に精神障害も診断されたため、投稿者さんは障害者手帳やヘルプマークも所持しているといいます。

そんな投稿者さんに起こった『信じられない出来事』に、Twitterで反響が上がっています。

ある日、用事を済ませた帰りに電車に乗った投稿者さん。疲れていたこともあり、優先席に座ることにしました。

すると、正面の優先席に座っていた年配の男性2人は、大きな声でこういい出したのです。

「いまの若者はすぐに座りたがる。弱々しい」

「まったくだ。しかも、優先席に座るなんてみっともない。
それも、あんなにチャラチャラした格好で…日本の未来も心配ですなぁ」

ピアスをつけている投稿者さんを指して、男性たちがわざと大声で話しているのは明らかでした。

投稿者さんは、聞こえてくる声を無視し続けることにします。

そんな中、現れたのは1人の女性。席が空いていないことを確認した女性は、つり革につかまって立つことにしました。

すると、男性たちは投稿者さんを見ながら再びこう話し始めました。

「見てください、彼女を。しっかりと立ってる。
これが正しいというのに、そこの彼女はなんともみっともない」

「明らかに自分に当てつけている」と確信を持った投稿者さんは、我慢の限界を迎えます。

障がい者手帳とヘルプマークを取り出し、正面の男性に見せると、こういいました。

「持病で発作を患っているんです。
万が一発作が起きれば、周りの人に迷惑がかかるので、申し訳がないですけど座らせてもらっています」

男性たちに対し、持病があることをしっかりと説明した投稿者さん。

しかし、彼らから飛び出したのは信じられない言葉でした。

「そんなもの、この世の中でいくらでも偽造はできるだろ。
そんな見た目で、その若さでウソをつくなんて…まったく、恥を知らないのか」

「第一、発作があるというなら、なぜ外へ出歩くんだ。
迷惑だと思うんだったら、外へ出なければいいんじゃないか?」

「そうだ、そうだ。それに、いま発作は起きていないじゃないか。
それなのに優先席に座るだなんて、席をムダにしているだけだろう」

男性たちは誤りを認めるどころか、投稿者さんの主張をウソだと決めつけ、批判してきたのです。

あまりにも勝手ないい分に、投稿者さんはあっけに取られてしまいました。

「君のような子がそうやって主張するから、ほかの若者まで図々しいというイメージがつくんじゃないのか」

「確かにそうですな。ウソを本当のように貫こうとする、この図々しさは聞いていて呆れますよ」

言葉を失った投稿者さんを前に、次々と心ない言葉を投げる男性たち。

目的の駅に着いたため、投稿者さんは逃げるように電車から降りました。

「これ以上、何かいわれるのは嫌だ」と思い、男性たちに目を合わせることもできなかったといいます。

引用元:grape

上記は、てんかん発作を持っている方の例です。

こういった真実は、後で聞かないとわからない人も多いのではないでしょうか?

こんな真実を知っても本にを責められるのかと言うと皆、口を紡ぐでしょう。

うちの娘は、1型糖尿病で目には見えません。

低血糖状態になると立ってもいられないのです。

そんな時は優先席に座るでしょう。

きっと、大きくなったらこんなことを言われる日もあるのでしょうね。

私も、急なパニック発作で前すら見えなくなった時がありました。

座らないと倒れてしまいそうでも、この容姿だと「健康体に決まっている」という周りの固定概念の目が突き刺さって、大人でさえ辛かった。

そこで、心無い言葉への回避法を考えてみた。

心無い言葉をかけてくる人を0にすることは出来ない。けど自分自身が強くなることはできる。

私はうちの娘にこう言っています。

「1型糖尿病はかっこ悪いわけでも、悪いことをしているわけでもない。堂々としていたら良いし、人より劣っているだなんて思う必要もないんだよ。だから、隠さずに一緒に生きていこう」

いま娘は、誰に会っても自分についている医療器具を見せて「私は糖尿病なの」と話せます。

優先席で「健康なのに座るんじゃない」なんて言われたら、どんなに強く育てていても傷つくでしょう。

傷ついた人が、このブログを見ているかもしれません。

【本人ができること】

・「悪いことなどしていない」という自覚をしっかり持ち、自己主張すること。

なのではないでしょうか。

日本人は自己主張が苦手でもありますが、謙虚で優しいとも言えます。

しかし、自分を守るために、はっきりと自己主張しなくてはならないこともあるのではないでしょうか?

正直、自己主張したところで、上記の人達のように更に心無い言葉をかけてくる人はいるでしょう。

すぐには結果が出ないこともあると思います。

でも、そこで諦めたら、誰にも真実が伝わりません。

私の家庭も含めて、本人とその家族がはっきりと告げることで、心無い人には届かなくても、そこに居合わせた乗客が気がつくことの出来なかった真実を知って考え方を変えてくれるかもしれないのです。

その1つの行動が、こういったTwitterやFacebookといったSNSで拡散されて減るかもしれません。

心無い言葉をかけてくる人のほとんどが知識不足からきています。

「真実を知った後も酷いこと言ってたのに?!」と、上記の記事で思うのは当然ですよね。

それは後に引けなくなっただけなのです。

自分のプライドと自尊心を守りたかっただけ・・・。

だからこそ知ってもらって、二度とそんなこと言わないでもらうことって一番大切だと思うのです。

その重みを知った後は、気がついて2度と言わない人になってくれるかもしれません。

【周りにできること】

私は娘の気持ちになって、本当の辛さを理解することなど一生できないでしょう。

それに「理解してるよ」なんて言うほうがうさんくさい。

本当は親だもん、変わってあげたいです。

しかし現実的に今は不可能なので、できることを考えてみました。

それは

・本人が堂々と生きられるように支援すること。

・本人が堂々とできるような環境を作ること。

この2つなのではないかと思います。

病の本人は、何度もこういった壁に当たるでしょう。

そこで気持ちを受け止めて「堂々としていいじゃない、悪いことなんかしていない」と言い続けられることが、最大限の支援なのではないでしょうか。

側にいられる時に、「本人が自身を持って」「勇気を出して自分のことを言える」ような環境を作ることを、小さなうちから大人が支援できたら素敵だなと思います。

大人になってから、発症してしまった場合も遅くなんかないと思います。

もしも私が上記のような状況に娘があったとして、娘でなく知らない人が同じ状況になったとしたら、本人が言えないのであれば、私が言うでしょう。

「ね?言えるでしょ?」ってところをまず見せる。

それを繰り返していくことで、本人にも言える勇気がいつか訪れる可能性はとても大きいと思うからです。

【見ていない場所で傷ついて帰ってきたら】

それと最後に、傷ついて帰ってきたら思い切り抱きしめる。

悲しみを受け止める。

「そんな言葉をかけてくる人の声じゃなくて、あなたを本当に愛している人の声を聞いて欲しい」

って伝えます。

大切な人の愛のある言葉を聴き続けていたら、いつの間にか強くなってることも少なくないと思います。

今傷ついてこの記事を読んでいる人がいたら、心からこう伝えたい。

「そんな言葉をかけてくる人の声じゃなくて、あなたを本当に愛している人の声を聞いて欲しい」