目次
愛の見返りを求めると自分が辛くなる
今回は振り向いてもらえない遊び人への最終奥義と、浮気されても一緒にいるべきなのかを書いていきますね。
「こんなに愛しているのに(尽くしているのに)愛してくれない(わかってくれない)」
「一途に愛したのに、浮気されて裏切られた」
私にも、こういった内容で傷ついた経験があります。
そこで「自分が傷つかないように冷静に今後を決めるにはどうしたら良いのかな」と考えました。
すると、ある法則が見つかったのです。
それは自分が相手に向けた愛情と同等の見返りを求めていたことで、愛せば愛すほど傷ついていた。
お付き合いできなくて、振り向いてもらうために一生懸命に自分磨きをしても、そのテンションは一瞬で振り向いてもらえるという見返りがなければ継続しないのと同時に、そんな愛されない自分に事故嫌悪になったり。
だからある日こう決めたのです。
「自分が好きならそれでいいじゃない。相手が幸せになるために自分にできることを探すだけで幸せだって思えたら傷つかないんじゃないかな」
するとどうでしょう。
「相手が私をどう思うかはどうだって良い。私が愛しているからそれでいい」本気でそう思えるようになったのです。
そう思えると、心から「相手に何ができるかな?」と考えられるようになれました。
それで運良く愛してもらえたらラッキー。
振り向いてもらえなくても、いつか「この人とは結ばれる運命ではなかったんだな」と折り合いもつけられるようになります。
しかも、人の幸せを思って行動してきた分だけ魅力的になっているというおまけ付き!
それと一番は、自分自身が傷つかなくなります。
ふられてハッピーな顔しているのは、他人から見ると不自然かもしれないけど、自分自身は清々しくて良いものです。
ちなみに、相手のためとは結局は自分のための行動を指します。
相手の幸せが見たいのも自分の欲求です。
ここで「あの人のためにしたのに!」って思うと見返りを求めてしまうので、気をつけてくださいね。
浮気されてもそう思えるの?
思えない。無理。
それは見返りではなく、裏切られて傷ついたから悲しいのです。
そんなことまで笑顔でいるのは人間には不可能ではないかな。と思います。
しかし、気持ちを早く切り替えることは出来るようになるのではないでしょうか。
その方法は浮気されたことが悲しいんだと自分自身で認めることと相手に素直に伝えること。
浮気された大抵の人は怒りますよね?
しかしその感情は二次感情なのです。
その前に「信じていた人に裏切られて悲しい」という気持ちがあるはずです。
だから、思いっきり泣いていいし、悪酔いするくらいお酒を飲んだって良い。
友人に悲しみを聞いてもらうのもいい。
そして怒りが収まったら、浮気された本人に素直に悲しみを伝える。
誠実な人なら、本当に反省するのではないでしょうか?
そこで許せるかは、自分次第ですよね。
裏切られた心の傷は簡単には癒えません。
私は1度なら許すことにしています。
これは私の持論ですが、浮気というのは浮ついた気持ちであって愛ではありません。
浮気を自分の中で許す根拠として、こんな言葉を胸に持っています。
「浮気を許せないのは、人生という同じ道を歩いて行く中で相手に[転ぶな]と言っているようなもの」
どういった事かと言うと、一緒に人生という長く続く道を歩いていたら道に石が落ちていることもありますよね?
喧嘩して口を利かなくなって、離れて歩くこともあるでしょう。
寒い季節や、苛立つくらい暑い季節もあります。
そんな時に弱い心に魔が差して、相手への思いやりを忘れてしまって他の人と歩いてみたくなる。
そんなことが人生にあっても、お互いそれでも理解し合って許し合って進んでいきのが人生をともに生きるという事ではないでしょうか?
浮気されたら、半年くらいは毎日道中でチクチク言うくらい、いいですよね。
自分自身の心の根底に「私が愛しているからそれでいい、相手の愛情は関係ない」と思っていれば、1度の浮気くらいは許せるようになれるのではないでしょうか。
許せなかったら?
こんな気持を持っても許せなかったら、
・心が落ち着く間で時間を置く(距離含む)
・思い切って別れる
上記の2つかなと思います。
相手のことがわからなくなったら、時間と距離をおいて自分お気持ちと向き合ったり、どんなに愛していたからといって傷つけられた相手と一緒にいなくてはならない決まりはないので、未来の自分の笑顔のために別れる。
だって人間だもの。
私だって、こんなに愛している娘がいるのに浮気されたら裏切りは二人分だから許せるかわかりません。
いつもなら、「したことは自分に返ってくるから、いつか制裁を受ける」と思って落ち着けるものも、子どもがいたらそんな余裕がないのは、子どもを愛する母親だから。
子どもに嘘なんかつきたくないのに裏切られた上に、良い父親だったと嘘を子どもにつかなくてはいけない苦しみがあるから。
だから恨んで嫌いになる前に、私だったら距離と時間をおいてもだめだったら、お別れするかもしれないです。
子どものことを考えたら離婚はよく考えるべきだけど、毎日泣いていたり喧嘩している夫婦と一緒に子どもがいるとしたら、そのほうが環境的に良くないと私は思います。
一度しかない人生なんだから、自分が笑顔で素直で一緒にいられる人といたほうがいいに決まってる。
振り向いてくれない彼と身体の関係を持ってしまったら
付き合う前に体を許してしまう女性は、とても多いと思います。
私はお付き合いする前に、体の関係を持つことはあまりおすすめできません。
なぜかというと、男性は「自分を大切にしていない女性」を見抜いていることと、残念ながら見抜かれてしまったら、そこに付け込まれてしまうことの方が多く、結局傷つくのは女性だからです。
ではなぜ女性はお付き合いする前に、体を許してしまうのでしょうか?
- まさか、遊びだと思っていなかった。
- 女性側が、勢いで過ごしてしまった。
- そうすれば、いつか振り向いてくれると思った。
それぞれを説明していきますね。
【まさか遊びだと思っていなかった】
これは
・女性側の恋愛経験が少ない場合。
・男性側が全力で口説きにかかってきたために、遊び目線だったと気がつかなかった。
2つのケースが考えられる。もしくは両方。
女性側の恋愛経験が少ない場合、男性も自分と同じ気持ちだから体の関係に至ったのだと判断してしますケース。
男性側が全力で口説きにかかってきたために、遊び目線だったと気がつかなかった場合です。
男性はその日限りの関係を築くためなら、女性にとっては信じられないような嘘も平気でつく場合があります。
どちらにせよ、男性が「その後交際に発展させようとしない」または「そういった話をはぐらかす」
のであれば「体だけの関係を求めていた」ということになります。
【女性側が、勢いで過ごしてしまった】
これは夜のデートで飲酒した場合に多いのですが、お酒で女性側の理性がなくなってしまったケースです。
この場合、関係に及んでおきながら男性の心のうちは「お酒飲んだら誰とでもこうなるのかな」と思っていることが多く、真剣に考える要素を女性側が無くしてしまっている場合もあります。
【そうすればいつか振り向いてもらえると思った】
これは体を武器にした場合の心理なのですが、体を許せば許すほど男性の気持ちは遠ざかっていってしまいます。
付き合ってもいないのに、何度も体を許すということは「他の男性にもそうなんでしょ」と思われてしまう可能性が高いからなのです。
最終手段を知る前に1つだけ考えて欲しいこと
上記ではどういった経緯で体だけの関係になるのか、そして男性の心理を説明したけど、最終手段を知る前に1つだけ考えてほしいことがあります。
上記全てに当てはまることなのですが、体だけの関係を続けられる男性は
・今遊びたい時期である。
・あなたを大切にする対象として見ていない。
という理由が共通してあげられます。
どちらにせよ、1つだけあなたに聞きたいことがあります。
「そんな男性と付き合えて嬉しいですか?」
あなたが自分の価値をどう考えているかは、今キーボードを叩いている私にはわかりません。
でもね、あなたを大切に育ててきた親御さん、または今現在大切にしてくれる友人がいるのではないでしょうか?
逆の立場だったらどうでしょう?
あなたの大切な人が、あなたの友人を大切にしてくれないけれど、体だけは求めてくる男性に必死になっている。
悲しくはないですか?相手の男性に腹が立たないでしょうか?
あなたは、大切にされる価値のある人間です。
仮に、その男性と今後付き合えたとしても、残念ながらあなたを大切にする確率はほぼ0に近い。
今現在あなたを大切にできない人が、未来に大切にできるわけがないと思うのが道理です。
体を許し続けているあなたは、自分自身を大切にできていますか?
厳しいようだけど「自分を大切にできない人間は、人にも大切にされない」
バッグに例えてみます。
「よく手入れされているバッグ」と「ボロボロなバッグ」
あなたはどちらに価値を感じ、大切にしようと思いますか?
男性の心理も同じなのです。
だから、自分を大切にしてあげなければならないのですね。
遊び人の男性をどうしても好きになってしまった時の最終手段
それでもどうしてもその男性とお付き合いしたいのであれば、方法はたった1つしかありません。
次にその男性に会った時に、こう告げるのです。
「私はあなたを愛しているけれど、この関係は誠実ではないと思う。きちんと二人のことについて考えて欲しい。関係を終わらせるのか、ちゃんと付き合うのか」
これを告げたら、関係がはっきりするまで絶対に体を許してはいけません。
どのくらい許してはいけないかというと「鶴の恩返しで、ふすまを開けるくらい」やってはいけない行為です!
ここで許したら「やっぱり都合のいい関係を続けられる」と思われて関係はさらに遠のいてしまうからなのです。
「付き合う」ということをなぜしないか。
それは「責任」が伴うからです。
責任を伴う覚悟がないから、とも言えます。
ここで去っていく男性なら、私は「早く関係を終われてよかったね」と言うでしょう。
中途半端な男性と過ごしている間にも、あなたを大切にしてくれる男性は目の前を通り過ぎているかもしれないのに!
ここで、危機を感じあなたの価値に気が付いた場合。
「わかった。ちゃんと付き合おう」
というはずです。
でも、それはゴールではありません。むしろスタートです。
その後、彼が本当にあなたを大切にしてくれるのであれば素敵ですよね。
しかし、体の関係を続けたいがために「付き合おう」と言っただけの場合、彼の行動は前と全く変わらないでしょう。
その場合「そんな不誠実な男性、本当にもうやめとけ」と言いたい。
それでも諦めらめられない恋ってどうしたらいいの?
人は恋をすると、自分を良く見せようとするものです。
悪人ではなく誠実に生きている人の場合の多くが悪気があるわけじゃなくて、愛してほしいから。
例えば、あなたが実は見せていない欠点が、相手にとって許せない箇所だとしたらその恋を諦めますか?
自分を否定的に見る人といるのはしんどいですよね。
まだ恋してもいない相手なら「この人とは合わないんだな」と友人関係で終わるかもしれません。
しかし、人を愛する気持ちというのはコントロール不能です。
あなたは料理が苦手だったとする。
でも、本当に愛した人が料理のできる女性じゃないと対象外だとしたら?
あなたは、頑張って料理を覚えようとするのではないでしょうか?
私は方今音痴なのですが、方向音痴は訓練しても直らないと言われています。
しかし大好きな人が方向音痴だったため、必死に道を覚えたり自分なりの訓練をしました。
すると方向音痴が直っていったではないですか!
冒頭にも説明したように、人は良い自分を見せようとします。
その間に必ず自分の中で、気がつかなかった欠点に気がつくはずなのです。
欠点とは愛する人の前で隠していることになる。
それこそが改善すべきと自分で認めている証拠なのではないでしょうか?
人前で隠している部分=改善すべき自分
物事を始めるのに遅いということはないと私は思っていますし、愛する人に出会ってから自分の欠点を改め改善していくということは、人間らしく愛おしい行為なのではないでしょうか。
自分を受け入れてもらえなかったから諦める。というのには早いこともあると思います。
愛する者や守るべき者ができると、人はまともな人間になろうとします。
それは失いたくない気持ちからで、とても健全な気持ちですよね。
歳をとっていくと自分の欠点を言ってくれる人も減っていきます。
パワハラやモラハラは別として、自分が心許している人からの指摘は愛を持って言ってくれている事がほとんど。
なぜなら、わざわざ嫌な雰囲気になって嫌われるかもしれないようなリスクをとってまで指摘してくれている事が何よりの証拠だと思いませんか?
私はこれまでたくさんの人と交際してお別れしてきましたが、誰かとお付き合いするたびに改善すべき自分や怠慢担っていた自分に気がつき改善してきました。
もし今あなたに愛する人がいて、でもその人はあなたの部分に否定的だとしても、それが改善すべき自分だと思うのなら、改善した上でまた誘ってみるのも良いのではないでしょうか?
健全な心の持ち主なら、相手に恋愛感情がなくても自分のために努力してくれたこと自体を嬉しく思うものです。
それでダメだったとしても、自分自身が成長したことは素晴らしいことじゃないですか。
受け入れてもらってばかりや、愛してもらうばかりが恋愛ではないと思います。
むしろ相手の気持ちがどうであれ自分が相手をどれだけ愛せて、愛されるために自分を高め、相手のために思いやれるかという方にシフトした方が幸せなのではないでしょうか。
諦められないのには承認欲求が大きく関係しているかもしれません。
ここからは自分自身を見つめるための承認欲求について考えていきましょう。