DVなんか耐える必要はない。【母子生活支援施設(シェルター)】

目次

母子支援施設に入る女性の大半が男性のDVである

令和元年8月現在での情報ですので、ご理解ください。

母子支援施設シェルターとは様々なトラブルに見舞われた母子家庭が入所し、安定した生活をスタートできるよう準備をする場所です。

児童福祉法で定められた公的な施設で、平成28年10月時点で全国に232か所あり、約3,300の母子世帯が入所しています。

この施設に入る理由としては

  1. 夫等の暴力
  2. 住宅事情経済的理由
  3. 入所前の家庭環境の不適切
  4. 母親の心身の不安定
  5. 職業上の理由
  6. その他

上から順に多いのですが、ダントツに多いのが男性からのDV被害によるもの。

私も男性からDVを受けたことがありますが、彼らは心が弱く力でしか自分を示すことができません。

女性側に原因などはほとんどない場合が多く、男性側が自分自身の精神的自立ができなければDVを治すことは不可能と言えます。

そんな男性は、残念ながらDVを1度してしまうと麻薬同様に立ち直ることがとても困難なです。

そのため女性には、耐えるまたは逃げるの2つの選択肢しかありません。

子どもがいる場合、生活困窮などを考えると離れられなかったり、暴力により心が洗脳されているケースも多いのですが、自分も子どもを守れるのは母親だけなのですね。

テレビのニュースにあるような、殺人に至るとても悲惨な事態になる前に策を投じておく必要があると思います。

対象となる人

18歳未満の子どもを養育している母子家庭、または何らかの事情で離婚の届出ができないなど、母子家庭に準じる家庭の女性が、子どもと一緒に利用できる施設。(特別な事情がある場合、例外的に入所中の子どもが満20歳になるまで利用が可能)

利用する際の手続きと費用・滞在期間

現在お住まいの福祉事務所が受付となっています。

福祉事務所にて、今後の行動について相談して決定までしてくれます。

費用は一切かかりません。

滞在期間は2週間となっているけど、その間に安定した生活が立てられない場合は追い出されることはないので安心してくださいね。

もしも期間を伸ばしても転居地が見つからない場合には、母子寮に移行が可能です。

その場合は地区によりますが、費用がかかってきます。

サービス内容

各都道府県によりシェルターの内容は異りますが、新しい生活につけるまでのサポートをしてくれます。

生活困窮の場合でも、シェルターの利用は可能です。

母親の就労に合わせた保育サービスや、子供の年齢に合わせた就学やスポーツ活動も可能です。

規則正しい生活が基本の条件ではありますが、3食ついておやつまであるところもあるそうです。

地域によっては、月に数回DV専門の弁護士が相談に乗ってくれるようなところもあります。

その他、離婚や今後の生活の相談やサポートもしてくれます。

暴力に耐えながら子どもを抱え、生活困窮に悩んでいる状態では母親の気持ちも不安定になってしまい的確な判断ができなくなってしまいますよね。

私の経験からも、貧困だけでも心が不安定になりました。

そんなときは声を大にして言いたい。

日本は優しい国だから見捨てたりしないんだから早いとこ自分の限界値を超えていることに気がついて頼れる制度は国民の権利として助けてもらいながら心休まる自立した生活を送ってほしい!!

私達はドラゴンボールの超サイヤ人みたいに変身したらなんとかなったりDVに勝てるわけありません。

だったら逃げるしかない。

逃げることって時には身を守るために必要ですし、人に頼って自立に向かうことは悪いことでも何でもないと私は思います。

今度は、DVの男性に依存してしまった時に抜け出す方法を考えていこうと思いますよ。