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誰もが幸せになるために結婚したはず
誰もが幸せに一生を添い遂げるつもりで結婚したはずです。
それなのに仮面夫婦になってしまったり、離婚してしまうのはなぜなのでしょう?
今回はいい夫婦と悪い夫婦の特徴と、良い夫婦になるための法則を考えてみました。
仮面夫婦・離婚に至るまでの夫婦
まずは、仮面夫婦・離婚に至る夫婦の特徴です。
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良いところを認めあわない。お互いの悪い部分を改善せずに喧嘩で終わる。(縦社会を作ろうとする)
これがほとんど。というかこれしかないと言ってもいいです。
私が見てきた夫婦は、例外なくこうして夫婦関係を腐食していきます。
相手がしてくれていることも、感謝できずに当たり前になっていき感謝の言葉も相手にかけられない。
悪い夫婦は、相手が浮気したとします。その自分の非を上辺で認めたふりをして、また繰り返す。
または逆ギレして押し通す。
良くない会話の例は
「あんたなんでろくに稼いでもいないのに浮気してんの?」「は?お前なんか家にいるだけなんだから黙れ」
すると、浮気された側の心の中で相手の信頼がなくなっていく。
小さな事柄の例だと、飲みに行って帰宅が遅い。
家のルールを決めたはずなのに、口だけ謝ってまた繰り返したり、ただの喧嘩になって解決せずに時間経過でなかったことにする。
その解決しない問題の繰り返しと積み重ねで、お互い一体何が不満なのかさえわからなくなっていき心が冷めていく。
途中までは臭いものに蓋をする状態になる。
そして最後に強い側(経済的・精神的)に従うようになる。意味もわからずに。またはしびれを切らしたどちらかが別れを切り出し泥沼離婚に。
「浮気くらい許す」というのも許せる広い心ではなく、相手に従うようになっただけなのです。
その時の、我慢している状態の人の心情は「そんな小さなこと気にしてられない」と自分に言い訳をしたりもします。
自分のプライドを保つために。
実は広い心なのではなく、自分を大切に出来ていないだけってことに気がつけていないのはとても悲しいことです。
この状態の人に「相手のことを心から信頼して愛してますか?」と聞くと、答えられない場合も多いのが特徴です。
または、都合のいい答え探しをします。
これは期限爆弾を抱えている状態。
十数年、浮気されてきたという女性がいたんだけど、彼女は「私は忙しいから浮気なんて小さなことは気にしてられない」と言いながら、SNSにはかまってほしいといった投稿を1日に数え切れないほどしていたり、旦那さんの悪口を言っていたり。
彼女の家庭は、崩壊寸前の仮面夫婦でした。
夫婦関係も結局は人間関係でしかないから、お互いの悪いところを改善しないと破綻していくのです。
上限関係がいつも存在する縦の関係になって崩壊していきます。
どちらかが機嫌をとっているのも特徴です。
【悪い夫婦関係を続けると起こる悪いこと】
さらにこういった夫婦関係でいると、こういう現象が起こります。
酒癖が悪く、デリカシーのない言葉を発する旦那を放置したとします。
すると周りの友人や家族が居なくなっていくのです。
誰も大切な人が邪険に扱われても、その人に会いたいと思う人はいませんよね。
最後には孤独になります。
失う人たちは数え切れない。
そして、育児にも大きな影響を与えます。
大切な子どもは、劣悪な環境では育てたくありませんよね。
友人や家族を失わないためにも、早めの改善をしてほしいと願います。
腐食していくのは自分たちだけではないのです。
私も先日、友人がその道を選んでしまったから離れることにしました。
でも、友人としては心から幸せを願いますし「いつかまた仲良くなれたらいいな」って応援する気持ちは変わっていません。
では、そうならないために良い夫婦について書いていきますね。
良い夫婦が必ずしている秘密
良い夫婦がしていること
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良いところを認めあって、悪い部分を指摘しあえる。
良い夫婦は、相手への感謝をいつまでも忘れません。そして感謝の気持を伝え合えるのです。
相手をちゃんとリスペクトしている状態。
なぜそうなれるのかと言うと、相手の良くない点を冷静に指摘し合い、指摘された方も真摯に受け止めて改善する。
そうしあってお互いを高めていくのです。
いい例だと、「君はいつも美味しい料理を作ってくれて感謝しているんだ。ありがとう。しかし最後のお片付けをもう少し丁寧にしてもらえたら嬉しいな。または僕がやろうか?」
「うん。そっか!言いづらいこと話してくれてありがとう。少し頑張ってみるけど、もし上手く出来なかったら協力してもらってもいい?」
エクセレント!
うまくいく夫婦は例外なく、感謝をしているし言葉にしているし、指摘する時も愛がある。
喧嘩も滅多なことではしません。
良い夫婦の共通点3つ
繰り返しになるけど、感謝の気持ちと伝えることはとても大切です。
良い夫婦生活のためにしていることその1
【感謝の気持を忘れない&相手に伝える】
長く居たり、慣れてくると、仕事や家事、育児をするのが当然になってきます。
家事や仕事は、当然のことではないのですよね。
喧嘩しても、一時仲悪くなっても、感謝の気持を忘れずに、そして伝えていることでお互いの新鮮な気持ちを忘れない。
ここでのポイントは感謝していても伝えないという日本人独特の考えを捨てることです。
思っているだけじゃ伝わりません。
「いつもお仕事お疲れ様。生活費ありがとうね、マッサージでもしようか?」
「いつも家事に育児ありがとう。久しぶりに二人で食事でもする?」
ここで良い夫婦生活のためにしていることその2です。
【相手にとって自分ができることを探し実行する】
さっきの
「マッサージでもしようか?」
「久しぶりに二人で食事でもする?」
というのは感謝の気持だけじゃなく、その感謝から相手の普段の苦労を読み取って相手が癒やされることを実行する思いやり。
これが出来ている人ってなかなかいません。
「俺だって(私だって)大変なんだから」
って気持ちになってしまって、相手に何ができるかを理解していても実行しなかったりするのです。
でも夫婦生活を上手くいかせるには、どちらかがこういった歩み寄りの一歩を踏み出すことでしか改善されないのが事実です。
直ぐに結果は出ないかもしれまえせんが、お互い「自分だって大変」と思いながら心が離れていくよりも前向きな行動なのではないでしょうか?
そして、良い夫婦生活のためにしていることその3
【いくら馴れ合っていても男女のセクシーさをなくさない】
付き合った頃に「鼻をほじる」「パンツ一枚で歩く」「いつもパジャマ」「ノーメイク」「おならやゲップ」その他いろいろ・・・。
こういったことはしていなかったはずです。
どんなに時間が経ってもときめきを忘れてしまったら、冷めてゆきます。
脳内の構造上、いつもときめくわけにはいかないけど「体系管理」や「立ち振舞に気をつける」「おしゃれする」「髪型、お化粧」
は良い夫婦はお互いに欠かしません。
馴れ合いの回避って結構、簡単じゃないのです。
慣れたらいい部分もありますよね。歳を重ねてもいい歳のとり方をすれば、良いシワの出来方になります。
いつも一緒に道を歩んでいる横の関係なのです。(横の関係)
【良い夫婦関係を続けると起こる良いこと】
良い夫婦の周りには、良い人間が集まる。
お互いをリスペクトしあえて指摘しあえる関係や、傷つけるような不安もない。
その輪が広がっていくと、育児にもいい環境が整う。
いいことしかないですよね。
今現在、上手くいってなかったとしても、修復は可能な場合もありますよ。
諦めないことが大切です。